2001-01-01から1年間の記事一覧

*p1*[通 信 【研磨石通信】]通信41【SO-CO】 蝉丸の 社の下で これやこのォー・・・・ポンコツ車め!ラジエターから白煙を吹き上げ数分後、愛車「旧稲妻号」は敢え無く県境の国道で停車した。 上を見上げれば国道沿いに小さな社があるではないか。 京都から…

[通 信 【研磨石通信】]研磨石通信40【炭が焼けたよ!】山あいの 川のほとりの 冬日和 かちどきの声 炭が焼けたよ! 「炭焼きがしたい!」 ひとりの独身女性がメールでこうつぶやいた。なりゆきまかせで通信で呼びかけたところたくさんの人が集まりました。 …

通信39【炭焼きタイムスケジュール】【訪販道中膝栗毛】

炭焼き娘さんより、タイムスケジュールが来信しました。転送します。 > ■2001年11月24日(土)朝、10時集合 > 1.宴会大臣を決め、昼食と夜の宴会はその人に任せてしまいます。 > 2.研磨石チーム:山へ乾燥させた木を取りに行く組 > 3.炭焼娘チーム:ド…

通信37【炭焼きプロジェクトその2】

ドラム缶を使って、一泊二日の炭焼き日程をお知らせします! お暇な方は、お気軽に遊びに来てください。 日 程 2001/11/24(土)〜25(日) 仮 題 「炭ってどうやってできるの?」 仮副題 (炭焼き娘とま女の愛のバトル) 場 所 江州ばさら村のどこか?■宿泊先の…

通信35.【炭焼きプロジェクト】

バサラ村通信? 村民と言えば、今のところ母と研磨石、そして初老のお2人、絵師と茶花師。 ご多分に漏れず、わが村も高齢化は深刻な問題である。そこへ昨日、新たなる期待の村民候補が3名も、やって来た。過日、26通信の【母が笑った】(2001/ 3/25)でご紹…

通信33,【夏をあきらめて】

この夏の暑さで、例年になく長持ちした年頭の決意も、10年振りの仕事モードも跡形もなく完全消滅、すべて忘れ果てた。 おまけに、鬼の撹乱? (足の怪我)で、楽しみにしていたキャンプにも行けず。 踏んだり蹴ったりの夏。 2001/ 9/ 3 羽咋(はくい)市にて、す…

通信32.【夏に思うこと】

暑中お見舞い申し上げます。で、毎年思うことだが、真夏の炎天下の訪販は「行」である。冷房の無い座敷へ上がり込み、大量の汗を振り撒きながらの熱弁は、お客も迷惑、不健康極まりない。 宿へ帰れば「この夏一番の猛暑」と連日の報道に、「俺ってがんばって…

通信31.耕作日記【和薬茶】

お知らせです! 来年発売予定の新茶の「銘」が決まりました。 その名も 「和薬茶」「おう茶く」で「お茶め」なボクは、「茶キ茶キ」の「茶ラリーマン」 生まれて初めて「ハ茶ミ」を使い、茶刈りに「茶レンジ」「目茶苦茶」しんどかった。 栄西が「茶イナ」か…

通信30.バサラ農園耕作日記【新茶の香り】

「みなさんの食卓に、新茶の香りは?」 「えっ! まだ味わっておられない!!」季節を先取りする掛け軸と同じように、日本人は初物を尊びます。 さしずめ今の時季なら、七夕の掛け軸でも掛けておきましょうか。さて、時は平成13年5月某日、平穏平和の近江国…

通信29.訪販道中膝栗毛【あなた任せの夜だから】

夕暮れの美観地区を独り、アイビースクェアまでへと足をのばす。この旅は、昨年に引き続いて、2度目の倉敷の呉服屋さんである。気前の良い社長で、昼食からステーキを「マルオン」で御馳走になり(3,000円)「商店会の会合で付き合えないから夕飯代に」と5000…

通信28 訪販道中膝栗毛【神の国の風景】

伊丹から1時間、着陸間際の上空から見下ろす神の国の家々は、敷地の西側が松の木で覆われている。 生垣のように、平面に刈り込まれたその松は、高さが10mの余はあろうか。これを 築地松(ついじまつ) という。またその一画には、墓地が必ず在り、家の屋根…

通信27【花見道中膝栗毛】

あれよあれよという間に、すっかり春景色である この春もまた、例年どおりの旅廻り、行く先々での花を楽しむ。 もう、かれこれ18年も、旅をし続けている。下記は、花見月 研磨石の旅程です。(売れっ子はつらい!)2001年 4月 2日(月)〜 6日(金) 兵庫県西…

通信26【母が笑った】

雪解けの おらが畑は 日受けよし 研磨石(句集苦衷より) 父とは正反対の性格の、もの言わぬ母が、満面に笑みをたたえた!?うれしい便りです。まさかとは思ったが、なかば冗談で書いた通信11【耕作者急募!!】に、引っ掛かってきた、いや、乗ってくださっ…

通信25【北 へ】

年頭の決意も(通信13.5【良寛その後】)、未だ醒める気配はなく、 およそ10年ぶりの仕事モードにはまったようである。 その「やる気」に水をさすように、売上は上がらないのだが、 その「やる気」は地図上を、一気に駆け上がる。 北へ!23日、空路を旭川へ…

通信24【開かずの間】

石巻リバーサイドホテルの窓から見下ろす北上川は凍っていた。 「うぅっ、さ、さぶい!」 この時期の訪販は辛い。なぜなら、大方の家の床の間のある座敷には、暖房が入っていないからだ。床の間のある座敷は「開かずの間」、訪ねる人もいないから物置きと化…

*p1*[通 信 【研磨石通信】]通信23【良寛その後】なにげに床の間の掛け物を見やった客 「ホ、ホウ! 良寛ですな」 ちょこっと自慢げに主人 「ムムッ、分かりましたか!」 客 「して、どちらの軸屋でお求めに?」 主人「いや、それがな、実は近くの呉服屋で」…