vajr通信78 再起

【vajr通信 78 再起】

脳梗塞の後遺症、
言語障害(音声 発話障害)もあり長いこと、
墨蹟(掛け軸)の販売から遠ざかっていたが、
懐かしい3人から相次いで連絡を頂いた。

①【6年ぶり】

10/22(金)、

○○呉服店(千葉県)の奥さんから電話あり。
現在、安土城考古博物館
https://azuchi-museum.or.jp
に寄託してある、
【信長の陣羽織と革袴】

(安土城跡にある臨済宗妙心寺派の摠見寺に伝わる
信長が着用したと云われる、衣装。)

は、社長にスポンサーになってもらい、

2人で復元した思い出の作品。レプリカ。

その時実は、2着ずつ作っていて、
○○呉服店がもう1着を所蔵されているが、
社長が亡くなって6年、
七回忌を機に廃業してマンションを建てるので、
置く場所が無くなるのでどうしよう、とのご相談。

そこで研磨石からのご提案。

1着は両社の名前で博物館に寄託して、

もう1着は信長祭りで着用してもらう。

そうなれば、○○呉服店の名前も残るし、

社長も喜んで下さると思います。

 

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②【5年ぶり】
10/11(月)にも、
香川県の○○呉服店の奥さんから、
5年ぶりに電話があり、
蓮の花の画賛【六字名号】を清水寺の 森 清範 貫主
書いてもらいたい、との電話があったり、

③【40年ぶり】
先月09/16(木)には、
東日本大震災「3.11」(さんてんいちいち)後、
被災地気仙沼で、独立開業された、
○○呉服店から、突然のラインが来て、
やり取りするうちに、研磨石のダルマ絵を販売してやると言う話に!。

気仙沼は、研磨石が青春時代を
 次弟 真二と3年間過ごした思い出の地。

病後、しばらく筆を置いていたのと、新しい作品作りに挑戦もしたかったので、
ダルマ絵の販売は3年間待ってほしいと伝えた。
実現すれば43年ぶりの再会になる。

ダルマ絵作家、研磨石として
再起したい思いが少しずつ湧いて来た。

しかし、以前のように高額の掛け軸は
もう売れないと思うので、
壁掛け、玄関掛けの額装や、タペストリー、
Tシャツなどを中心にして、
売価(小売上代)も安く設定し、
売り方も考え直してみよう。
ネット販売にも挑戦してみるか。

なんか久しぶりにワクワクしてきた。

2021R03 11 04(木) 研磨石
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