通信14【耕作者急募!!】

 みなさんの 夏 は、いかがでしたか!?
 研磨石は、暑い夏を満喫。キャンプに2回、山仕事、テニス、読書三昧・・・・
この夏は、日ごろの留守を詫びる気持ちと、感謝の気持ちで、柄にもなく、家族サービスにも
いそしんでみたが、ちと、遊び過ぎ? そろそろ仕事・出張が恋しくなってきた。


  − 昨日、今日、明日 −
   あしたから きのうしようと きょうおもた  〜 磊 翁 〜


 先日、初めて、いやがる弟達を連れて、山へ枝打ちに行った。
お馴染みの、腰のガンベルトを外し、地下足袋に、作業着、安全ベルトで身を固め、4駆の軽トラにまたがって、いざ裏山へ!(定員オーバー1名を荷台に乗せ)研磨石の杣人、樵ぶりの披露と、実技指導(枝打ち・草刈り機・チェーンソー)。
しかし、昼までとはいえ、都会ナイズされた二人には少々きつかったようだ。

 母によりますと、
近く、人に頼んで作ってもらってた畑が、4畝ほど返ってくるそうな。都会の近郊では、貸し農園が人気だそうだが農村では田畑の耕作の担い手は爺さん婆さん達。若者は見向きもしないのが実状である。
その爺さん婆さん達も、手足が動かぬようになれば、我が村の行く末は暗い。

 世情に反して、母(73才)は「耕運機を買わなあかん」と息巻いている。七年前、父が逝って「嫁に来て以来初めて、この家の親方になれた」と、のたまう母は、大元気である。
 当然、家来、手下同然の研磨石を、大いに当てにしての発言である。 「ドヘェー!!」 
なんか予定よりだいぶ早く帰農の実現が・・・。
しかし、今日の様子では弟達は当てに成らないようだし、出張もしたいし・・・。


それでも、心には、すでに収穫の現場で、黙々と作業している研磨石の雄姿が。
何か作って欲しいものありますか? 皆様のご要望に答えます。


  どなたか研磨石と一緒に畑仕事、山師事しませんか!!

    但し、 交通費・種、苗、肥料代自前。日当なし。
    しかし、収穫とおいしい空気、土の匂いは、あなたのもの。


   明日から  帰農しようと  今日思た    〜研磨石〜


○○○バサラ村、農林事業部より
2000(H12)/ 9/13 なかなかに出張モードに入れぬ あなたの研磨石