【研磨石通信65】]

きのう島根にいて、明日から長野だ。
間隙を縫うように バサラ村へ 21:00到着。
小雨の中、ひとり自転車に乗ってホタル狩りに。

乱舞ではなかったが、いたいた。
あったあった、研磨石にホタルの名句が!!

  ー 夜 坐 ー
  座禅堂 今宵のホタル 人を狩り  1995年 研磨石 磊翁


深閑とした深夜の坐禅堂、崖下の渓流から迷い込んだホタルが1匹。
微動だにしない修行僧の回りを、あたかもヒトを狩るように。
6月の接心[雨安居]に参加させていただいたとき詠む。
2014年6月19日

で、わが社でも蛍の画賛を創ってみました。
比叡山延暦寺天台宗祖、最澄の有名な言葉に、
『照千一隅 此則国宝』があります。
ヨミ:一隅(いちぐう)を照らす、これ則(すなわ)ち国の宝なり
「光の届かない隅っこまで照らす、手を差し延べる」
ということで、最近では福祉の世界でよく使われているようです。

【研磨石通信65】2014(H26)06 19
蛍狩り

村祭り シイタケ菌打ち

[通 信 【研磨石通信64】] 2014(H26)04 14
昨日、桜満開の村祭りに参加しました。
帰村中、シイタケの菌打ち、ホダ木60本完了。

●「楽しみは 花の下より 鼻の下」 仙突(sengai)
鼻の下とは口のことで、花より団子ということです。
研磨石は、鼻の下を伸ばす= 好色と取ります。

●「散る桜 残る桜も 散る桜」 良寛
仙突(sengai)も良寛も禅僧、職業作家でない風情がありますな。

●そしてあなたの研磨石
 〜桜前線〜 「花見どき 追いつ追われつ 膝栗毛」
訪販前線は全国を行きつ戻りつ、不定地的です。
奥州平泉の花見どきは5月だったと記憶しています。
2000(H12) 桑名にて

●おまけ、
「売れずとも 花は咲き 季節はうつろい やがて散る 喰わなきゃソンソン」
字余り 〜研磨石〜 2001(H13) 高知にて

●もう一つ
「但看花開落 不言人是非」(出典調べ中)
ただ花の開落を見て人の是非を言わず

2014(H26)04 14【研磨石通信64】
村祭り シイタケ菌打ち

facebook【春夏秋冬】2014H26 03 15

 

春夏秋冬
・春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて(朝早く)。清少納言 (平安時代)
・春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷(すず)しかりけり 道元 1200-1253
・形見とて 何残すらむ 春は花 夏ほとどぎす 秋は紅葉ば 良寛1758-1831
・山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし 山頭火 1882-1940
・春は菜の花 秋には桔梗 そしてあたしは いつも夜咲く アザミ 中島みゆき 1975
 
そしてあなたの研磨石、
・春夏冬二升五合 秋ない、「あきない益々繁盛」 詠み人知らず
作句も商売も、しょせん早いもん勝ちなのか?なとも思う。
催事中、暇にあかせて・・・故に場所は言えない、切ない。。。

2014H26 03 15 

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商い益々繁盛

 

【研磨石通信63】

(有)円相ミュージアム 想索工彷 芭沙羅亭

そのなりわいは、
用紙(因州和紙)を用意し、現在、生きている人に画を描いてもらい、その画にふさわしい賛(文言)を、それなりの人に揮毫してもらい、表具(外注)し、売る。
画賛の妙!! なんだナ。


ライバルのいない商いをすることが念願でした。そしてそれは「売れない」という1点を除いては、ほぼ実現しています。
この仕事を始めて32年掛かりました。
他社の追随を許さないそのオリジナル作品群は
すべて (有)円相ミュージアムが企画・制作・販売まで一貫して行ないます。
その行く方は、美術館でなく、一般のご家庭の床の間に、子から孫、曾孫、玄孫へと受け継がれていく予定です。
100年後の子孫の方が、ご先祖が残してくれた足跡として、大切に思ってくれる、そんな作品を作れるようになればいいなと。
本年も精進するつもりです。
2014(H26)01/01 【研磨石通信63】]
元旦 年頭に当たって、・・・あなたの研磨石

夏・ひとり展

「夏・ひとり展」【独遊楽(どくゆうらく)】
今回のテーマは、研磨石に良寛を教えてくださった、聖山師
没後7年
柳田聖山遺墨展 8月12日(月)〜15日(木)
禅と茶ときもの 良寛漢詩を軸にする
会場:バサラ亭母屋

上田家先祖代々の記録
村による墓地移転に際して、せめてご先祖の墓碑銘ぐらいは調べておこうと、2013/03/10にバケツとタワシとカメラを持って永源寺の墓地に向かった。
そして肉眼で読めた字と、位牌と興源寺にある過去帳と本家の俊三さんの記憶を、まとめたのが、この「記録」です。
まとめるに当たっては、戒名と歿年月日の情報しかなく、生前の氏名や誕生日の情報がありません。
この「記録」をご覧いただいて、新たな情報(氏名・誕生日・分家・嫁ぎ先・養子先)を、お教え頂ければありがたいです。
この「記録」が、みなさんのお宅のルーツ探し、家系図づくりにお役立て戴ければ幸いです。


旧墓地上田一族

位牌裏表

上田源左衛門家01から09代144dpi

初代の墓

真二、泰之、豊、さま

ご無沙汰してます。08/11(日)の墓参りに、新墓地移転が間に合いそうなのでお知らせします。
ほとんどの村人は、100万円前後を出して「○○家先祖代々之墓」を建てられるんですが、うちは金もないし、同封した写真にあるように、7代目までの墓石が特定できたこともあり、
3,3平方メートルの中に、7つの墓石を、移動することにしました。
場所は、八風の湯の道を挟んだ向かい側です。
幸いにして、費用も新墓地にあった竹藪を高野町が買ってくれた金額でほぼ収まりました。


ちなみに写真(新墓地)に鎮座まします「お地蔵さん」は、墓苦の安値の量産品。
もちろん研磨石のアイデア。たぶん、世界に一つだけの墓。

新墓地

つきましては、
08/11(日)恒例の墓参りです。
他家は、新墓地のお披露目ということもあり、多数の人が集まるという噂なので、慌てて案内文書いてます。
当日は、私の家族が全員そろいます。
私ごとですが、長女真由美は、この4月から京都に帰っております。麻葉も来春卒業で、就職も決まりました。
母は誘ってはいますが、「私のことは死んだもんだと思といてくれ」とのことなので来るかどうかはわかりません。
いずれにせよ、08/11(日)は、裏庭にてバーベキューの設定などをしておりますので、ぜひお出でください。

2013(H25)/08/04 研磨石