研磨石通信50【ばさら村行事案内】【現場では、今】

■【ばさら村行事案内】
to 皆さんへ　　　　
いよいよです！ 3月21日(金)まで１週間となりました。
【シイタケ菌打ちパーティーの案内】をワード形式で添付しております。
例によって、マ女さんがこさえてくれました。来られる方はメールで知らせてネ！

■研磨石通信50【現場では、今】
平穏、平和な、ばさら村とは打って変わって、世界情勢、日本経済はなにやら不穏な気配である。
［日経平均終値 7900円割れ］
［多重不安の日本経済　株安・イラク問題の重圧］
［大手銀最終赤字へ］
○馬さんの記事が読みたくて毎日購入している日経新聞の 3/12日付けの一面である。
新聞だけじゃなく、週刊紙、月刊誌、テレビに至るまで不況・不景気の大合唱。
研磨石の行くところ、どこもかしこも、にわか政治・経済評論家だらけでみなさん憂いたり、嘆いたり、怒ったりしておられる。
大半の方が、政治家がアカンとか、政策が悪いと、他人のせいにしておられます。
どうもいけませんな、近頃の商売人の人達は。

しかるに訪問販売の現場では、今。　消費者の皆さん方は、元気一杯です。
例えば、一昨日までお世話になっていた呉服屋さんで買っていただいたお客さん。大手ゼネコンの元副社長の未亡人。先に逝った旦那の遺産を使い切らねば、ということで年に２回は海外旅行を楽しんでおられるとか。
来月も、東京在住の一人息子の、嫁と孫娘を連れてヨーロッパへ。飛行機はもちろんファーストクラス。

その呉服屋さんは、そういった裕福なご婦人方のサロンと化している。この活気のある呉服屋さんの社長さん曰く、
「彼女たちを連れて温泉に行ったり、美味しい物を食べに行ったり」「旅行業者みたいなもんですわ」

研磨石の少年時代に親から言われた
「もったいない」、「しまつする」は、もはや死語となりはてて、（いや、売れなくなった商売人の世界では今も根強く存在するのであるが）消費を目一杯楽しむことに熱中されている消費者たちが意外とたくさん存在していることをマスコミたちは報じません。
（大企業や、公務員を退職した年金受給者、あるいは不動産賃貸業等の不労所得者の方々）
　「ほんまに不景気なんやろか？」
訪販の現場にいて、消費者の時代であるな、というのが実感です。
訪販の現場では、安全でぜいたくで便利でモノがどんどん安くなる日本を、今の時代を謳歌されている消費者たちで一杯です。
日本経済新聞をここんとこ、毎日読んでますが、日本経済新聞で、今の日本経済は分からぬように思います。
日本消費者動向新聞こそ必要なのではないか？　と思う研磨石でありました。

2003/ 3/13(木)
売れない商売に片足を突っ込んでいるので、
消費を満喫できないでいる哀れな研磨石、島根県益田市にて。