*p1*[通 信 【研磨石通信】]通信42【閑中閑なし】
新年を迎えまして、少々遅くなりましたが、あけましておめでとうございます
早いもので通信を出し始めて3度目のお正月。

昨年も、研磨石的には、ひじょうに良い年であったのですが、家族的には、長女の受験でてんやわんや(この春)、会社的には、売上がままならず、社会的にも、テロや狂牛病騒ぎで、沈滞ムード。
「正月だから、めでたい!」と、わたし一人浮かれているわけにもまいらず、稲妻号の中においてのみ、手の届く範囲内で手に入れた「溢れんばかりの小さな幸せ」をかみしめ、車外においては、「漏れ出ずる笑み」を噛み殺すのに苦労しておる次第です。

年男、午年の研磨石、今年はさらなる飛躍の年になるのでしょうや?


2002/ 1/20 いつも(お)めでたい、研磨石

■ 雑 感 ■
◎研磨石の正月休みは ありません。ばさら王国では、旧暦のお正月まで休みです。


◎昨日、小雪のちらつく中、一昨年植林した桧林の下草刈りに行ってきた。 真冬の山仕事は能率が上がる。動いていないと体が凍えるからだ。
帰りがけダイコンを10本ほど引いて京都へのおみやげに。他にも、ブロッコリー、レタス、ハクサイ、水菜を少々。


◎一昨日、市民検診の1日人間ドックに行って参りました。 結果は30日に。
どこも痛くないのだが、掛かりつけの歯医者さんには、「健康的な老後を過ごせる歯にして欲しい」と、お願いする方も方だが「分かりました」と答える医者も医者。


◎先日、さる方1に今後継続的なご揮毫の諒解を得ることが叶いました。
常々「執筆に忙しくてそれどころではない!」「ましてや、お前ごときの商売人の、商売の種にされるは不本意だ!!」口に出してはおっしゃらないが、にべもなかった。
当方も、口が裂けても言えないが、
「出版かて商売やおまへんか? 同じ商売に貴賎があって良いものか!」
と、言わなくて、良かった。(この項、他言無用!)

毎年持参するツクバネとコンニャクが、師の頑なな心を動かした?
研磨石数年来の懸案でした。良寛シリーズ第2弾に弾みがつきそう。
京大人文研所長も務められ、良寛関係の著書多数のこの「さる方1」の
ご長寿お祈りしております。


◎これも、諦めていたさる方2の画賛集が、なんと小学館から出版された。
「意表をついた画賛集である!」磊翁絶賛
そしてその原画 100枚の販売権は弊社にあるという!!
「布団恥人」殿、あなたは凄い! うちの「社長」あなたは偉い! 研磨石は、全くもって「不必要無駄」であった。(ちと、さみしい)
「どちらかが フッと居なくなる」(覚えてるかな?)まさか研磨石自身が居なくなることは想定してなかったのだが・・・
なんにしても、売るのが惜しい・・・もったいない作品である。


◎父の代からご縁をいただいている、これもさる方3がこの15日、淡交社から「茶席の禅語大辞典」(14,700円)と言う本を出された。
推薦のことばは、表千家家元「座右の書に」、裏千家家元「待望久しい辞典」、武者小路千家家元「待ち望んだ一冊」と、絶賛である。
ばさら村、村師も「これは歴史に残る、和具屋さん必蔵の本である」
「研磨石に頼めば同じ値段で、サイン入りが買えるよ!」


◎上記「さる方」3題、いづれも出版にかかわる話ですが、
「出版」は商売臭くなくて実によろしい。
「出版」は“黄門様の印籠”となり得るのではなかろうか?
「出版」は「売れる法則」の本年の目玉です。(売れればの話ですが)
「出版社」が、研磨石通信を本にしようという話はまだない。


◎毎年、期待を裏切る「今年は売れそうな予感が・・・」、
今年こそは現実のものとなりそうな予感が!!!
「レアル売れる法則」にもさらに磨きがかかってまいりました。
今年は実証の年。
全国の呉服屋さん、いや、和具屋さん!
今年は(有)円相ミュージアムに注目でっせ!!


◎稲妻号の鼻先に、学生時代の自馬、リューピューマ号の蹄鉄を着装した。
車に付けると「馬は人を踏まない」というおまじない。
(が、わたしは彼、ピューマに踏まれたことがある)
無料でメッキを請け負ってくれたデビルマンさんありがとう。