桂駅ホームにて(山頭火風)

我れ先の 通勤尻目 歩いている
1994(H06)年5月

何を皆、そんなに急いでいるんだか? と思える、そんな余裕はありませんでした。
行くべき会社がなくなり、ただ茫然と時をやり過ごすばかりでした。
我れ先の通勤尻目、行く当てもなく歩いていた、というのが本当のところです。