循環

本日の作業は、13代目と横浜銀蠅、それに研磨石。
午前中、昨年の3月下旬に菌打ちをして山に寝かせてあったホダ木およそ130本を畑へ軽トラで移動する。
そして午後は、再び山へ戻り、この3月に菌打ちをするコナラの木、2本の伐採。
倒した木は根元からてっぺんまで余すとこなく1メートル間隔に切断。
伐採とホダ木づくりに1日、菌打ちに1日、猿避けネット張りに1日。
結構な労働ではあるが、ふだんの運動不足を思えば健康的であるし、よくよく考えてみれば1年365日の内、たった3日使うだけで、途中ほとんど世話する必要もなく、あり余る収穫を手にすることが出来るのである。
そしてこれを毎年続けることによって、1本のホダ木で3〜6年収穫できるとすれば、5年も続ければ、とてもじゃないが食べきれないほどの収穫になる勘定である。
これぞ循環の魔術である。
もう一つ付け加えると、かかる経費は、種菌代、軽トラ・チェンソーの燃料ぐらいのもの。

これこそが「研磨石通信」の中の大きなテーマである、レアル○○○法則の原点なのである。
興味のある方は、2000(H12)/ 7/19の、研磨石通信10【○○○】法則をご覧ください。